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【キャリコネニュース】news_photo2021.02.08 14:49

小学生の「将来の夢はYouTuber」を却下する教員 「YouTuberは頭が悪いからダメ」と受け取る子どもたち

夢がYouTuberなのはダメ? 「YouTuberはダメです」 娘の小学校の先生は、その理由を明確に説明しないまま、子どもたちの将来の夢を却下しました。先日、娘の小学校では"二分の一成人式"があり、将来の夢を聞かれ何人かの子が「YouTuberになりたい」と言ったとのこと。 しかし、先生に却下されたといいます。娘は「なんでYouTuberはあかんの?!」と憤慨していました。僕もその理由が分からず、娘に詳しく聞くと、とんでもない返答が返ってきました。(文:ちばつかさ) 「なぜダメなの?」と聞くと、先生は「もっとしっかり勉強しなさい」 ベネッセの調査によると『2020年小学生が将来やってみたい職業』でYouTuberは男の子で2位、女の子で3位にランクインしています。ここ数年、小学生が将来なりたい職業の上位ランカーとなっています。 小学生が夢中になっているYouTuberですが、まだまだ職業となると反発する人も少なくないのかもしれません。今回のように、娘の小学校でも将来の夢に挙げると「ダメです」と言われます。それ以外にもプロのゲーマーやゲーム実況者という夢も首をかしげられているようです。 言われた小学生が「なぜダメなのか?」と聞くと、先生は「もっとしっかり勉強しなさい」。先生がどういう意図で言ったのかはわかりません。もしかしたら、YouTuberになるには試行錯誤や努力が必要で、簡単ではないからまずは勉強をして自分の強みを探してみてはどうか、という意味で言ったのかもしれません。 でも、子どもたちは「YouTuberは頭が悪いからダメ」というふうに受け取っています。そうなってしまったのは、「なぜ、YouTuberがダメなのか?」に対する納得のいく説明がされていないということですよね。 スポーツ選手とYouTuber 両方経験しているから言えること なぜ、YouTuberやプロゲーマーなどの将来の夢が却下されて、プロスポーツ選手や学校の先生などが賞賛されるのでしょうか。僕は小学生の時「プロ野球選手になりたい」という夢を抱き、挫折し、苦しみ、プロ野球独立リーグまではいったものの夢破れた一人。 さらに今、YouTubeに動画投稿もしています。ある意味、先生が否定、称賛する仕事の両方を経験していますが、僕は「子どもが抱く"やってみたい"はどれも素晴らしい」と感じています。