• メッセージボトル (すたきゅーぶろぐ)

  • #1 メッセージボトル authors_thumbnailすたきゅー

    news_photo2019.01.08 04:04

    この"ぶろぐ" は"メッセージボトル"のような存在でありたいと思います。 すたきゅーです。 波間に頼りなく浮き沈みを繰り返しながら、 孤独の海辺にうずくまる君の足先にコツンと触れる。 必要としてる誰かに届くべくして届く。 栓を抜いて取り出した紙片に宛名はないけれど 大海の向こうに広がる世界の匂いがした。 船で向かえば悪魔のような高波が君の心を沈めてしまうかもしれない。 飛行機で向かえば竜のような雲が君の心をしめつけるかもしれない。 泳いで向かえば狡猾な鮫が君の心を食いちぎるかもしれない。 そんな不安がよぎるから君はまた座りこんでしまった。 ポケットから勇気のカケラがこぼれ落ちた。 『大切にもっていたんだっけ。すっかり忘れていたな。』 君は拾い上げたボトルに紙片と勇気のカケラを入れて栓をし、そっと海に流した。 メッセージボトルが水平線の先にみえなくなる頃、 君は月の光を浴びながらそっと立ち上がり、 そして歩きだした。 ◇ youtube https://www.youtube.com/channel/UCxHTuW2M_kKMWmeV1e7oqpg ◇ twitter https://twitter.com/stakyu4  

  • #2 "充実した人生"って? authors_thumbnailすたきゅー

    news_photo2019.01.08 23:51

    こんにちは。 すたきゅーです。 皆さんの人生は充実してますか? すぐに答えることができた人もできない人も是非読んでみてください。何かのヒントになるかもしれません。 私は最近、自分の"好きなこと"に次々とチャレンジを始めました。 そのきっかけを綴ります。 最近、youtubeで目を奪われた動画がありました。 それは対戦型2D格闘ゲーム"ストリートファイターV"の対戦動画です。 格ゲーはストⅡをちょっぴり触った程度なので動画で何が起きているのか私には正確には把握できなかったです。 けれどゲームのキャラクターを通して2人の人間が高度な駆け引きをしていることはわかりました。 読み合いに敗れた方は手痛い攻撃をくらい、攻守は目まぐるしく切り替わる。 これは面白いと思って関連する動画を漁ったところ、1人のプレイヤーに魅了されました。 いわずとしれた"日本初のプロゲーマー"である"ウメハラ"こと梅原大悟です。 この人が昨今の"eスポーツ"ブームが起こる遥か前から現在に至るまで第一線で活躍している人であることは以前から知っていました。しかし、どういう人物かは知りませんでした。 ある動画を観るまでは。 それは彼の講演の動画でした。 (53:30~が私が感動したところです。それ以前の内容は彼の本である"勝ち続ける意志力"とほぼ同じです。こちらも読みごたえがあって面白い。) この動画で彼は、 自分の人生を充実させるには他人の価値観、周囲の期待にとらわれず、自分自身の意志で決めることの大事さについて色々な話を引き合いに出して語ります。 なんだぁ…?それだけ…?と思った人は是非観てください。 僕もこれから自分の意志で決めたこと"好きなこと"や"楽しいこと"を現実の仕事と折り合いをつけながらチャレンジしていこうと思います。 充実した人生の為に。 ◇ youtube https://www.youtube.com/channel/UCxHTuW2M_kKMWmeV1e7oqpg ◇ twitter https://twitter.com/stakyu4      

  • #4 失われた"ものさし" authors_thumbnailすたきゅー

    news_photo2019.01.17 00:48

    子どもがいた。 子どもはピカピカの"ものさし"をもっていた。 世界にはたくさんのおもちゃが転がっていて、 彼は気に入った寸法のものを見つけると夢中で遊んだ。 ある日のことだった。 彼の前に奇妙な動物たちが現れた。 動物たちは異なる姿をしていて背丈もまちまちだったが、 彼らも皆"ものさし"をもっていた。 彼らの"ものさし"はどれも切断や溶接をした形跡があり、 すすけて錆びていたがどれも同じ長さだった。 ある動物が話しかけてきた。 『どれどれ?その"ものさし"は使いにくかろう。 私たちが使いやすくしてやろう。』 他の動物も話しかけてきた。 『これは君の幸せのためよ。 みんなが同じ"ものさし"を使った方が効率が良いもの。』 更に別の動物が言った。 『それが大人になるということさ。』 子どもは"ものさし"を彼らに差し出した。 いつの間にか地面にうつる影が伸びた頃、 彼は"ものさし"で影の長さをはかろうとして呟いた。 『俺の"ものさし"って、こんなだったっけ? 昔はつぎはぎや傷もなくて、もっと光沢もあった 気がしたけれど…。 俺がもっていた"ものさし"がどんなものだったか、 あいつらに尋ねてみよう。』 彼は群れにもどり、かつて自分がもっていた"ものさし"の 特徴を訊いてまわったものの、誰1人覚えているものは いなかった。 途方にくれた彼は自分の巣穴に返った。 『せめて何か昔のメモでもあればなぁ…。』 彼は記憶を頼りに巣穴を探しまわった。 『これは…?』 押し入れの奥から昔遊んでいたおもちゃが 転がり出てきた。 昔の"ものさし"だとこのおもちゃはこれくらいの 長さだった気がするけれど…。 もはや、どこまでが自分の"ものさし"で どこからが他の動物たちが手を加えたものだったのか 不明瞭だったが、 彼はどうしてももう一度自分の"ものさし"が見たくなって 工具を引っ張りだした。 そんな彼を見て他の動物たちは笑い、 もうこいつはもう群れにはいられないと思った。 群れが水と食料を求めてその地を去った後も 彼は作業を続けた。 夢中で"ものさし"を復元する彼の顔は子どものように ピカピカと輝いていた。   すたきゅー ◇ youtube https://www.youtube.com/channel/UCxHTuW2M_kKMWmeV1e7oqpg ◇ twitter https://twitter.com/stakyu4

  • #0 "すたきゅー"のはじめまして。 authors_thumbnailすたきゅー

    news_photo2019.01.07 01:27

    はじめまして "すたきゅー"です。 皆さんは"得意なこと"や"好きなこと"はありますか? 僕は正直"得意なこと"はあまり見当たらないけれど "好きなこと"はいくつかあります。 それは"音楽"であったり、"映画"であったり、"本"であったり、 "ゲーム"をすることも好きだし、 "宇宙"や"生物"のことを考えたりするのも好きだね。 この"ぶろぐ"は"自分の好きなこと"を通して "日々思ったり感じたりすること"を気ままに書き綴ろうと思います。 なんとなく疲れた人… 自分に自信がもてない人… 人と関わることが苦手な人… 毎日がつまらないと感じている人… そんな"孤独を感じている人"に寄り添うような 言葉を届けたいと思います。 1人きり海辺で膝を抱える人。 ふと顔をあげると涙で滲む視界の端、 波間に漂うメッセージボトル。 あなたに届くといいな。 すたきゅー ◇ youtubeはこちらから https://www.youtube.com/channel/UCxHTuW2M_kKMWmeV1e7oqpg ◇ twitterはこちらから https://twitter.com/stakyu4

  • #3 "好きなこと"で選ぼう! authors_thumbnailすたきゅー

    news_photo2019.01.16 13:01

    こんにちは! すたきゅーです。 僕は子どもの頃からゲームが大好きです。 大人の今でも楽しい。 むしろ子どもの時より経済的に余裕ができたし、更にハードも進化したので大人になった今の方が夢中でやってるかもしれない。 僕は肩こりもしないし、視力もいまだに2.0だ。 これはもう神様が『ゲームしろ』と与えたギフトかもしれない。(でもね、神様。椎間板ヘルニアだけはどうにかして欲しいなー。) でもゲームは社会的にあんまり認められてる感ないよね。 昔は猟奇的な事件とか起こったら、犯人は普段からバ○オハザードやってたからとか言われてたこともあったし。 趣味がゲームとかいうと、小バカにした感じで『ふ~ん…』て言われたりすることも。 けれどそんなゲームが僕の人生に大きく影響したエピソード を今日は話したいと思う。 ゲームには色々なジャンルがあるけれど僕はとりわけRPGが好きだ。 子供の頃に"パラサイト・イヴ"というゲームに出会った。 このゲームは他のRPGと一風変わっている。 当時、まあ今もだけどRPGの多くはFFやドラクエに代表されるようにファンタジー系のストーリーで構成されていた。 ところが"パラサイト・イヴ"のストーリーはSFホラーだった。 大まかなストーリーはこうだ。 人類を含め多くの生物の細胞には "ミトコンドリア"といわれる細胞小器官が存在する。 生物のあらゆる生命活動(動く、体温の維持、食べ物の消化、アルコールなど毒物の分解)はエネルギーを消費しておこなわれるが、"ミトコンドリア"にはそのエネルギーをつくる機能がある。 また、面白いことに"ミトコンドリア"は独自のDNAをもっている。 これはどういうことか? それは人類と"ミトコンドリア"はもともと別個の生物であったがある時から共生を始めたということである。 これが宿主と"ミトコンドリア"のDNAが異なる理由だ。 ではその"ミトコンドリア"が意志をもっていたら…? あるとき、"ミトコンドリア"が覚醒し、人類に反乱を起こすというストーリーである。 (余談だがこのゲームの主人公はゲーム史上最も美人なキャラクターだと思っている。) この"パラサイト・イヴ"は瀬名秀明という人が東北大学薬学部大学院時代に書いたSFホラー小説が基になっている。 この本もとても面白い。 そこで少年の私はこう思ったのだ。 『小説って文系じゃなくても書けるんだぁ。じゃあ本も書けるし研究もできる理系って最強じゃん!』と。 (もちろん誰でもできるわけじゃなく、瀬名秀明がむっちゃ頭良いからなのだが…。) それから高校の文理選択で理系を選んだ僕は 高校を卒業し、大学の理系学部に入学、大学院に進学し、卒業して企業の研究職として現在に至る(本は書いてない)。 これがゲームが僕の人生に与えた最も大きな出来事だったかもしれない。 ただ、今日はそんなことが言いたかったわけではない。 高校の文理選択に話をもどそう。 読んでくれてる人の多くも文系か理系のどちらかを選択したはずだ。 ただ当時、不思議に思うことがあった。 理系を選んだ人の理由の多くは"理系科目が好きだから"なのに対して 文系を選んだ人の理由は必ずしも"文系科目が好きだから"ではなく"理系科目が苦手だから"という人が圧倒的に多かった印象を受ける。 僕は思うのだ。 人生には様々な選択があるけれど 何かを選ぶときは"得意か苦手か"ではなく"好きかどうか"で選ぶ方が楽しいと。 下手でもいいと思う。本人が好きで楽しければ。 スポーツが好きだけど、運動神経悪いからやらないとか。 アニメが好きだけど、オタクに思われるから観ないとか。 ゲームが好きだけど、バカにされるからしないとか。 あのとき"好きなこと"を選んでおけばよかったという後悔はずっと残るから 僕は"好きなこと"を選んで生きていく。 ◇ youtube https://www.youtube.com/channel/UCxHTuW2M_kKMWmeV1e7oqpg ◇ twitter https://twitter.com/stakyu4